そろばんは週1回と週2回、どちらがいい?

以前の記事「石戸珠算学園を選んだ理由」で書いた通り、我が家は週2回のペースを選びました。ただ、教室によっては週1回のコースもあります。実は、我が家も当初は週1回くらいを想定していました(この経緯は、次の記事「4歳、そろばんの夏期短期レッスン4回。15分で飽きた息子が25分集中できるまで」で書きます)。週1回と週2回、どちらにするか悩んでいたときに、実際に参考にしたデータがあったので、今回はその内容を整理しておきたいと思います。

いしど式自身のデータでは

我が家が選んだいしど式(石戸珠算学園)自身が、約200人規模のサンプルで、通塾回数と効果の関係を調査したデータがありました。

小学4年生から入学し、4ヶ月間通った子の、現在の級

  • 月4回コース(週1回):8級を練習中
  • 月8回コース(週2回):6級を練習中

3年間通学した生徒の、退塾率

  • 月4回コース(週1回):56%
  • 月8回コース以上(週2回):34%

進度の差だけでなく、退塾率にも、かなり大きな差が出ているのが印象的でした。

なぜ、週1回だと差がつきやすいのか

複数の教室が、共通して指摘していた理由がありました。週1回だと、次のレッスンまでの間が空いてしまい、前回覚えたことを忘れてしまう確率が高くなる、ということです。ある教室では、週1回の場合、教える時間自体が不十分になりやすく、それを補うために宿題を多めに出すものの、それもこなせないケースが多い、という指摘もありました。

一方で、週1回が「悪い」というわけでもありません。宿題をきちんとこなし、自宅でも練習していれば、週2回に通うのと大差はない、という意見もありました。ただ、今後の記事「自宅では、そろばんをやらなくていい」で詳しく書く予定ですが、我が家は家庭練習に頼らない方針にしているので、この「宿題で補う」という前提が成立しにくい、というのが実情です。

いしど式の、コースごとの詳細

いしど式には、実は週1回から週8回まで、複数のコースが用意されています。教室によって多少の差はあるようですが、ある教室のウェブページに掲載されていた、月謝と公式の説明を、概算で並べてみます。

コース 頻度 月謝(目安) 公式の説明
フリーコース 週4〜8回 1万4千円程度 年長・1年生がこのコースで1年間通うと、ほとんどの子が2桁5口の計算や、かけ算九九の暗記ができるようになる
月12回コース 週3回 1万1千円程度 フリーコースに次いで、集中力・計算力の向上に確かな実感が持てる
月8回コース 週2回 1万円程度 月4回に比べて3倍ほど進度が早いとされ、通塾者の6割程度がこのコース
月4回コース 週1回 9千円程度 無理なく進めたい場合におすすめ。3ヶ月程度で繰り上がり・繰り下がりができるようになる。通塾者の2割程度

フリーコースで、1年間のうちに2桁5口の計算や、かけ算九九の暗記までできるようになるという説明には、かなり驚きました。さすがに、週4〜8回も通わせるのは、我が家には現実的ではありませんが、突き詰めればここまで到達できるのかと思うと、単純にすごいと感じます。

ちなみに、通塾者の内訳を見ると、週2回(月8回コース)が全体の6割を占め、いわば標準的な選択になっているようです。我が家が選んだ週2回は、多数派の選択でもあったということになります。

週3回以上は、どうなのか

ある教室では、「もっともバランスが良いのは週3回、次におすすめが週2回」という見解もありました。一方で、週4〜5回とほぼ毎日通うのは、負担が大きすぎるとも指摘されていました。学校や他の習い事もある中で、そろばんだけに時間を割きすぎると、かえって続けられなくなる、ということのようです。

我が家が週2回を選んだ理由、あらためて

いしど式自身のデータを見ると、家庭練習に頼らない方針を取っている我が家にとっては、教室で過ごす時間そのものが、そろばんに触れる唯一の機会になるため、週1回では、定着に不安が残ったかもしれません。

もちろん、家庭の状況によって、無理のないペースは変わってくると思います。共働きで送り迎えの負担が大きい家庭であれば、週1回から始めて、様子を見ながら週2回に増やす、という選択も十分にありだと思います(うちも、始めはそうしようと考えていました。その辺りの経緯は、次の記事「4歳、そろばんの夏期短期レッスン4回。15分で飽きた息子が25分集中できるまで」で書きます)。

次回は、「4歳、そろばんの夏期短期レッスン4回。15分で飽きた息子が25分集中できるまで」について書きます。


参考文献・参考資料

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