入塾しました。正式スタート後、最初の2週間

夏の短期レッスン4回を終え、我が家は正式に石戸珠算学園に入塾しました。紙のプリントからタブレットへ——たった一つの変化が、息子の取り組み方をがらりと変えることになります。7月後半の2週間、3回のレッスンでの様子を記録します。

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7/22(水)――タブレット導入、初めての「入塾後」レッスン

入塾して最初のレッスンでした。この日から、タブレット教材も初めて使うことになりました。本人の感想は「紙よりこっちの方がいい」とのこと。普段から私のiPhoneを勝手にいじっていることもあり、タブレット操作自体には慣れているようで、かなり食いつきが良い様子でした。

夏の短期レッスンでは、紙のプリントに鉛筆で答えを書く形式でした。以前の記事で書いた通り、まだ字がうまく書けない年齢だったこともあり、答えは合っていても、書く作業自体に苦労する場面が多くありました。それが、この日から画面のボタンを押して答える形式に変わり、本人にとってはまるでゲームのように感じられたようです。紙に書くよりも、明らかに楽しそうに取り組んでいました。

ボタンを押せばすぐに正解・不正解が分かる、という即時のフィードバックも良かったのだと思います。飽きやすいタイプの息子にとって、だらだらと答え合わせを待つ時間がないのは、モチベーションを保つ上で理にかなっているように感じました。字をうまく書けない年齢の子どもには、タブレット教材は向いているのかもしれません。

タブレットの購入にあたって、少し悩んだ点がありました。これまで、石戸珠算学園の学習アプリは、Amazonのfireタブレットのみの対応でした。ところが、事前の説明によると、2026年8月25日(火)から新アプリにリニューアルされ、fireタブレットだけでなく、iPadやAndroidタブレットにも対応するようになるとのことでした。

我が家では、この案内を踏まえた上で、結局Amazonのfireタブレットを選びました。理由は、入会特典で安く購入できたためです。もし正規価格よりも割安でiPadが手に入るのであれば、家族も使い慣れているiPadを選んでいたかもしれません。ただ、コストを考えると、今回はfireタブレットが現実的な選択でした。これから入塾を考えている方は、このタイミングの変化も踏まえて、どの端末にするか検討されると良いと思います。

一つ気になっていることもあります。タブレット導入後、授業前の控え室で、教室に通っている他の子たちが、そろばんのアプリとは別に、タブレットのゲームアプリで遊んでいるところを見かけたようで、「僕もゲームやりたい!」と言うようになりました。ただ、うちの子の場合、一度でもゲームを許してしまうと、そろばんそっちのけでゲームばかりになってしまうのは、目に見えている気がします。そこで、タブレットの設定で、そろばんのアプリ以外は使えないようにしてしまいました。息子には「お金払ってないからゲームできないんだよ」と伝えています。がっかりした様子ではありますが、ここだけは譲らないつもりです。

内容は、夏の短期レッスンで取り組んだ1の珠から5の珠までの復習でした。この日取り組んだ内容を、記録として残しておきます。

  1. ☆☆☆例題 1珠の足し算と引き算(5問) 8:30
  2. 1珠の足し算と引き算(5問) 8:30
  3. 1珠の足し算と引き算(5問) 8:30
  4. 1珠の足し算と引き算(5問) 8:11
  5. ☆☆☆例題 5珠の足し算と引き算(4問)
  6. 5珠の足し算と引き算(5問) 3:54

数字はそれぞれの問題にかかった時間です。同じ「1珠の足し算と引き算」でも、序盤は8分台かかっていたのに対し、5珠の問題(5問目以降)になると3分台まで縮まっているのが分かります。ちょうど5珠の使い方に慣れてきたタイミングだったのかもしれません。

30分ほどで集中が切れてしまいましたが、それでも合計30問に取り組みました。

面白かったのは、ある間違い方です。そろばんの珠を指で弾いて出した答えは「3」で合っていました。ところが、「答えは?」と聞くと、なぜか「1」と答えてしまうのです。どうやら、正解の数字ではなく、残りの珠の数と答えを取り違えてしまっているようでした。30問のうち、間違えたのはこの1問だけでした。

この日も、帰りにアイスクリームをご馳走することになりました。土曜日のレッスンの後は、その後に遊びに連れて行くことが多いので、アイスクリームにはならないのですが、平日はこの流れが定着しつつあります。

7/25(土)――6〜9の珠、間違いなく解けた

この日取り組んだ内容も、記録として残しておきます。

  1. 5珠の足し算と引き算(5問) 3:16
  2. ☆ 5珠の足し算と引き算(5問) 5:47
  3. ☆☆☆例題 6〜9の足し算と引き算 1(5問)
  4. 6〜9の足し算と引き算 1(5問) 3:47
  5. 6〜9の足し算と引き算 1(5問) 3:57
  6. 6〜9の足し算と引き算 1(5問) 3:37
  7. 6〜9の足し算と引き算 1(5問) 3:28

この日は35問に取り組みました。だいたい30分ほど集中して取り組み、残りの時間は先に進まず、簡単な問題を5問解いて終わりにしました。内容は6の珠から9の珠までの足し算・引き算で、この日はすべて間違いなく解くことができました。前回の5珠の問題が3分台で安定してきたと思ったら、6〜9珠に入っても、同じく3分台のペースを保てていたのは、素直に嬉しい変化でした。

リストに「☆」印がついている問題があるのにお気づきかもしれません。これは、教室のルールで、星印のある問題を解き終えたら手を挙げて先生に見てもらう、という決まりになっているものです。

このルール、うちの子はしっかり守るのですが、その分、声が大きいのが少し気になっています。周りの子が静かに手を挙げる中、うちの子だけ「はい!」とかなり大きな声で手を挙げるので、「もうちょっと小さな声でね」と、つい周りに気を遣ってしまいます。ルールはきちんと守れているので、それ自体はいいことなのですが、空気を読んで声のトーンを合わせる、というのはまた別の力なのだな、と感じさせられる場面でした。

帰りや夜になっても、「面白かった」「つまらなかった」といった感想は、特に何も話しませんでした。代わりに話していたのは、保育園時代の先輩(小学1年生)がその教室にいたことでした。

この日、帰り際に少し考えさせられる場面がありました。小学生くらいの男の子が、教室の入り口付近で「行きたくない」とごねていて、お母さんが「じゃあ、それなら今日は諦めて帰ろうか?」と声をかけていました。奮起を期待しての言葉だったのかもしれませんが、その子は本当に行きたくなさそうでした。うちの子は、今のところそうした行き渋りがなく、その様子を見ながら、「大変だな」と他人事ではない気持ちで見ていました。

ちなみにこの日、先生がそろばんの真ん中にシールを貼ってくれました。ちょっとしたことですが、こういう工夫が、通うモチベーションを支えてくれているのだと思います。

7/29(水)――苦戦した日と、家庭学習プリントでの一悶着

この日取り組んだ内容も、記録として残しておきます。

  1. ☆☆☆例題 6〜9の足し算と引き算 2(7問)
  2. 6〜9の足し算と引き算 2(5問) 3:24
  3. 6〜9の足し算と引き算 2(5問) 8:02
  4. 6〜9の足し算と引き算 2(5問) 13:52

この日は「2+6-3+4=1」くらいのレベルの問題が続き、かなり苦戦していました。所要時間を見ても、3分台から8分台、さらに13分台へと、明らかにペースが落ちていることが分かります。12問あたりで集中力が途切れ、そこから10問は、鉛筆を何度も落としたり、よそ見をしたりしながら、なんとかやり遂げた、という様子でした。帰りは、この日もアイスクリームになりました。

そろばんとは別に、この日は家庭でも一悶着ありました。保育園から持ち帰った、途中までの学習プリントの残りをやってもらおうとしたところ、「やりたくない! パパがやって!」と完全拒否。「先生はいつも先にやってくれるの!」という、なかなかの屁理屈まで飛び出してきました。「それじゃ自分の力にならないよ」と説得しても、まったく動きません。最終的には妻も参戦し、指を使って一緒に数えたり、先に解いた問題から同じ答えを探したりしながら、なんとか最後までやり遂げました。

問題自体は「5-2」「7-3」といった簡単な引き算でした。面白いのは、そろばんでは「4-2+2+5」くらいの問題を解けるのに、紙の上の数字だけの引き算だと、うまく処理できていないように見えたことです。答えが目で見て分かるそろばんと、数字だけを扱う筆算とでは、本人の中でまだ結びついていない部分があるのかもしれません。

教室への質問:振替のルールについて

7月後半は休校日もあり、実際の出席回数が「月8回コース」に届かない月でした。振替のルールが気になったので、教室に質問してみました。

質問の要点は、7月分の受講費(短期レッスン4回分+月8回コースの月謝)を払っているものの、休校日の関係で実際の出席は7回になりそうなこと、8月以降も同様に休校日があった場合、振替はできるのか、というものでした。

教室からの回答は以下の通りでした。

  • 7月分の不足分は、8月の授業回数に+1回で振替可能
  • 教室の休みと通塾曜日が重なった場合も、別日に振替可能(8月は9回通塾できるとのこと)
  • 基本的には当月内での振替だが、夏休み期間(7月〜8月)と年末年始(12月〜1月)は、月をまたいでの振替が可能
  • アプリでの振替予約が満員の場合は、連絡帳経由で個別に調整可能

こうした振替の柔軟さは、入塾前にはあまり意識していなかった点でした。共働きで急な予定変更もある我が家にとっては、ありがたい制度です。

入塾してから、心配していた「行き渋り」もなく、週2回きちんと通ってくれていることに、ひとまず安堵しています。


次回は、「親指か人差し指か問題。そろばんの「指使い」に隠された合理性」について書きます。

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